クレジットカード審査担当時代

20世紀から21世紀にかけてクレジットカード審査業務を担当した経験があります。ちょうど2000年問題があった頃ですが、あれだけ騒がれて全く何もなかったというのは拍子抜けでした。アメリカでは大量に食料を買い込んでコンピュータとは無縁の別荘に移り住んだ人までいたそうですが、2012年の終末論もアメリカのNASAが発信源のようなのであてになりません。ハリウッド映画で儲けるための布石だったのかもしれません。

2000年問題とは何の関係もなくクレジットカード審査時代は順調に過ぎ去りました。記憶としてはクレジットカードを発行する工場でひたすらクリックしていたという印象です。スコアリングは自動化されていましたが、それで審査結果を決めるわけではなく、一種の足切りとして利用していただけです。スコアリングの結果で却下となっていても審査を通過させることもあります。本人のではないネガ情報が本人のものとして取り扱われていることもあるので、その修正をすると却下対象からはずれるというケースもあるからです。

そういえばドイツからのコレクトコールを受けたことがありました。事前に聞いていたので断りましたが、受けてしまうと長々と過去のカード申し込みの却下理由を尋ねられるそうです。ドイツと言ってももちろん日本人なのですが、日本とドイツ間で数十分も長電話されたらたまりません。海外電話でなくてもクレジットカード審査業務で最もたまらないのは却下理由の問い合わせです。

電話されても返答できないからです。そもそも電話してきた相手が本人かどうかも確認できないし、却下理由はそんなに単純でない場合も多いのです。個人信用情報機関からは個人信用情報機関に登録されている情報を理由に断るなと言われているので、「社外ネガがあります。CICに聞いてください。」とも言えません。幸い個人的にはそれほどしつこい相手にあたったことはありませんが、中には根負けして再審査したケースもあったようです。昔の話なので今こんなことをしても再審査はしてくれないでしょう。

審査担当部署の90%は女性です。これが男性にとって天国か地獄かはその人次第ですが、圧倒的多数の女性に囲まれているのはどちらかというと苦痛かもしれません。だいたいにおいて仕事は女性のほうができるので、上司だろうと仕事で変なことをしようものなら、蔭で何を言われているかわかりません。女性には怖いものはないのでしょうか?

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管理人はクレジットカード会社に勤務して26年の経験がありますが、現在のカード業界は今までにない状況に直面しています。貸金業法改正や過払い利息の返還請求の増加により収益が悪化し、さらには割賦販売法の改正実施も控えさらに厳しい状況です。しかしクレジットカード自体がなくなってしまうことはないでしょう。なぜなら現金払いよりもメリットがあり節約ができるクレジットカード決済は消費者にとってはなくてはならない存在で、景気回復の決め手にもなるからです。もしカードがなければ景気はもっとひどい状態かもしれません。 それに流通系のクレジットカード会社を見ればわかるとおり、親会社が経営困難になっても子会社のであるカード会社はすぐに売却先が決まります。 OMCカードやクレディセゾンがいい例です。多くのクレジットカード会員を抱えるカード会社はリスクを分散しているのでそう簡単には倒産という状況にはならないのです。 続きはトップページで
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